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カリカリ派?ウェット派?猫の性格で変わる好みのフード

2025年10月28日

こんにちは、元大手ペットショップ店員のRYOです。

今日は、「猫のカリカリ(ドライフード)派とウェット派の違い」について、そして「キャットフードの種類」ごとに見えてくる猫の性格との関係を、じっくり掘り下げていきます。

「うちの子はカリカリしか食べない」「うちはウェットじゃないと口をつけない」――そんな声、日々お客様から本当によく聞きます。実はこの“食の好み”、単なる味覚の違いではなく、性格や生活環境、さらには体質にも大きく関係しているんです。

この記事では、猫の性格タイプ別におすすめのフードや、ドライ・ウェットそれぞれのメリット・デメリット、切り替え方のコツなどを、実体験を交えながらお伝えします。


1. 「カリカリ派」と「ウェット派」──あなたの猫はどっち?

キャットフードには大きく分けて「ドライフード(カリカリ)」と「ウェットフード(缶詰・パウチ)」があります。まずは、この2つの特徴を整理してみましょう。

◆ カリカリ(ドライフード)の特徴

  • 水分量:約10%以下
  • 保存性が高く、扱いやすい
  • 歯石予防効果が期待できる
  • コスパが良い

◆ ウェットフードの特徴

  • 水分量:約75〜80%
  • 食いつきが良く、香りが強い
  • 水分補給にも役立つ
  • 歯に残りやすい、口腔ケアが必要

「猫 カリカリ ウェット 違い」と検索するとさまざまな意見がありますが、実際はどちらが“良い”というよりも、“その子に合っているかどうか”が重要なんです。


2. 猫の性格で変わるフードの好み

意外に思うかもしれませんが、猫の性格と食の好みには密接な関係があります。日々ペットショップで多くの猫を見ていると、「ああ、この子はカリカリ派っぽいな」「この子は絶対ウェット好きだな」と、なんとなく分かるようになるんです。

◉ マイペースな性格の猫

カリカリ派が多い!

マイペースで独立心が強い子は、好きな時に少しずつ食べる傾向があります。ドライフードはその点、出しっぱなしでも傷みにくく、猫の自由なペースに合わせられるため好相性です。

◉ 甘えん坊で人懐っこい性格の猫

ウェット派が多い!

甘えん坊タイプは飼い主さんとのコミュニケーションを大切にします。一緒に食事時間を楽しむような習慣を好みやすく、香りの強いウェットフードを“ごちそうタイム”として楽しむ傾向があります。

◉ グルメでこだわりの強い猫

ウェット派 or トッピング派!

好き嫌いが激しく、ちょっとでも匂いが違うと食べない子もいます。ウェットフードやスープタイプなど、香りと食感の変化を楽しめる食事が合います。カリカリの上に少しだけウェットを混ぜる「ミックススタイル」もおすすめです。

◉ 活発で遊び好きな猫

カリカリ派が多い!

よく動く猫は、エネルギー補給が必要。カリカリは高カロリーで、少量でもしっかり栄養を摂取できるのが魅力です。また、噛み応えがあるため、ストレス発散にもなります。


3. 年齢によっても変わる「カリカリ派」「ウェット派」

猫のフードの好みは、性格だけでなく年齢や健康状態によっても変化します。

■ 子猫期(〜1歳)

まだ歯やあごの力が弱いため、柔らかいウェットフードやお湯でふやかしたカリカリが基本。ウェットで食欲を刺激するのも効果的です。

■ 成猫期(1〜7歳)

最も活動的な時期。カリカリ中心でOKですが、水分摂取量が減りがちなので、時々ウェットフードを混ぜてバランスを取るのが理想です。

■ シニア期(7歳〜)

歯が弱くなったり、嗅覚が鈍くなったりします。そのため、香りの強いウェットフードを好む子が増えます。食べやすさを重視したフード選びが大切です。


4. カリカリとウェットの“いいとこ取り”!ミックス給餌のすすめ

「どっちがいいか決められない…」という方におすすめなのが、ミックス給餌です。

▶ ミックス給餌とは?

ドライとウェットを組み合わせて与える方法です。例えば、朝はウェット、夜はカリカリといった具合に、時間帯で分けるのもアリです。

▶ メリット

  • 栄養バランスが取りやすい
  • 水分と歯の健康を両立できる
  • 飽き防止にもなる

▶ 注意点

  • カロリーオーバーに注意
  • 開封後のウェットは冷蔵保存&早めに使い切る

ショップでも「カリカリ+ウェット」両方を買われるお客様が増えています。猫の健康や性格を見ながら、上手に使い分けましょう。


5. キャットフードの種類と特徴(総まとめ)

「キャットフード 種類」と検索すると本当にたくさん出てきますが、ここで代表的なものを整理します。

【1】ドライフード(カリカリ)

  • 一般的でコスパ良し。
  • 保存がきき、常備に便利。

【2】ウェットフード

  • パウチ、缶詰タイプが主流。
  • 香りが強く食いつき抜群。

【3】セミモイストタイプ

  • ドライとウェットの中間。
  • 柔らかく、嗜好性が高い。

【4】トッピング・スープタイプ

  • 普段のカリカリに少量混ぜるだけで満足度アップ。
  • 水分補給もできる。

6. フード選びで迷ったら?ペットショップ店員のリアルアドバイス

「うちの子がカリカリしか食べないんです」「逆にウェットしかダメで…」というご相談、本当に多いです。

でも大丈夫。多くの場合、少しの工夫で両方食べられるようになります。

● 香りの強いウェットで“興味づけ”

普段カリカリしか食べない子も、ウェットの香りを嗅ぐと「これは何だ?」と興味を持つことがあります。最初はトッピング感覚でOK。

● カリカリをお湯でふやかす

歯が弱い子やシニア猫におすすめ。香りも立ちやすく、食べやすくなります。

● 一気に変えず、少しずつ混ぜて切り替え

急な変更は猫のストレスになります。1週間ほどかけて、少しずつ割合を変えていくのがコツです。


7. まとめ:猫の好みは「性格+環境+年齢」で変わる

猫のフード選びに“絶対の正解”はありません。

ただ一つ言えるのは、その子の性格やライフスタイルに合ったフードを選ぶことが一番大切だということです。

  • 独立心が強い子 → カリカリ派
  • 甘えん坊の子 → ウェット派
  • 活発な子 → カリカリ
  • グルメな子 → ウェット or ミックス

毎日の食事は、猫にとって「生きる楽しみ」であり、飼い主との大切な絆の時間です。

猫 カリカリ ウェット 違い」や「キャットフード 種類」を調べているあなたも、ぜひ今日から、うちの子にぴったりのフードライフを見つけてみてくださいね。

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