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実は危険!? 猫にあげてはいけないキャットフード成分まとめ

2025年10月14日

キャットフードを選ぶとき、「どの成分が体にいいのか」は気にしても、「どの成分が危険なのか」までは意外と気づきにくいものです。

でも実は、私たちが何気なく買っているキャットフードの中には、猫にとって有害な成分や、長期的に健康を損ねる可能性のある添加物が含まれていることもあるんです。

この記事では、猫にあげてはいけない危険なキャットフード成分を徹底解説します。
キャットフード 成分 危険」や「猫 食べてはいけない」と検索して来られた方に、後悔しないフード選びのポイントをわかりやすくお伝えします。


1. 猫にとって“危険”な成分とは?

まず大前提として、猫は「完全肉食動物」です。
つまり、人間や犬のように穀物や野菜を主なエネルギー源にする体ではありません。

そのため、人間にとって安全な成分でも、猫の体には有害になることがあります。

特に注意すべきは次の3種類の成分です。

注意すべき3種類の成分

  • 猫の肝臓で分解できない成分(例:玉ねぎ、ニンニク、チョコレート)
  • 化学的な添加物(保存料、着色料、香料など)
  • 粗悪な原材料(副産物ミール、トウモロコシ大量使用など)

これらがキャットフードに含まれている場合、すぐに症状が出ないとしても、長期的には健康に悪影響を与える可能性があります。


2. 危険な添加物ランキング【保存版】

ここからは、市販キャットフードによく含まれる“危険な添加物”を具体的に見ていきましょう。

2-1. BHA(ブチルヒドロキシアニソール)

酸化防止剤として使われるBHAは、長期摂取により発がん性が指摘されています。
人間の食品添加物としても制限されている国があり、特に猫のように体が小さい動物には注意が必要です。

危険度:★★★★☆
避けたい理由: 脂肪の酸化を防ぐために使用されますが、肝臓への負担が大きいとされます。


2-2. BHT(ブチルヒドロキシトルエン)

こちらもBHAと同様、酸化防止剤の一種。
WHO(世界保健機関)でも高濃度摂取による影響が懸念されており、肝臓や腎臓へのダメージが報告されています。

危険度:★★★★☆
避けたい理由: 長期的な蓄積により、内臓機能低下の可能性あり。


2-3. エトキシキン

非常に強力な酸化防止剤で、かつては農薬としても使用されていた化学物質。
EUではペットフードへの使用が禁止されています。

危険度:★★★★★
避けたい理由: 発がん性・アレルギー・免疫低下のリスク。


2-4. 着色料(赤色○号・黄色○号など)

猫は“色”をほとんど識別できません。つまり、見た目を良くするための着色料は完全に“人間のため”の添加物です。

人工着色料には発がん性が指摘されるものもあり、アレルギー反応を起こす猫もいます。

危険度:★★★☆☆
避けたい理由: 不要な化学物質。見た目のためだけに健康リスクを負う必要なし。


2-5. 人工香料・甘味料

嗜好性を高めるために使われることがありますが、猫の味覚は非常に敏感。
特に「人工甘味料(ソルビトールなど)」は、猫の消化器官に負担をかける可能性があります。

危険度:★★★☆☆
避けたい理由: 中毒・下痢・嘔吐の原因になることも。


3. 意外と危険な「原材料名」もチェック!

添加物だけでなく、原材料の質もキャットフードの安全性を左右します。
パッケージの「原材料欄」をチェックする癖をつけましょう。

要注意ワード①:「副産物ミール」

これは“人間が食べない部分(頭・羽・骨など)”を粉砕して加工したもの。
たんぱく質量はありますが、品質は低く、消化吸収率が悪いです。

要注意ワード②:「トウモロコシ・小麦・大豆」

猫にとって穀物は“消化が苦手”な成分。安価なフードでは「かさ増し目的」で多用されがちです。
アレルギーや肥満の原因にもなります。

要注意ワード③:「動物性油脂(種類不明)」

“どんな動物から採取されたか”が不明な油脂も危険です。酸化が進んでいる場合、肝臓にダメージを与えることも。

要注意ワード④:「○○エキス」

香りを強くするための抽出物で、添加物や人工香料と組み合わされるケースも。成分が不明瞭なため要注意です。


4. 猫に絶対あげてはいけない食べ物リスト

ここでは、家庭で“人間の食べ物をおすそ分け”したくなったときに注意すべき代表的な食材を紹介します。

食材理由症状
玉ねぎ・ネギ・ニンニク溶血性貧血を引き起こす成分(アリルプロピルジスルフィド)を含む元気消失、尿の色が赤くなる
チョコレート・ココアテオブロミン中毒嘔吐、けいれん、最悪の場合死亡
生魚(特に青魚)ビタミンE欠乏症の原因に皮下出血、食欲不振
牛乳乳糖不耐症の猫が多く、下痢を起こす下痢、腹痛
ブドウ・レーズン腎不全を起こす可能性嘔吐、食欲不振

「少しなら大丈夫」と思って与えると、取り返しのつかない結果になることも。
特にネギ類・チョコレート・ブドウは“少量でも危険”です!


5. 「安いキャットフード=危険」は本当?

安価なキャットフードには、原材料コストを抑えるために“副産物ミール”や“穀物”が多く使われています。
また、保存期間を延ばすために酸化防止剤や香料を多用する傾向もあります。

ただし、必ずしも「安い=悪い」ではありません。大事なのは“成分の中身”です。

次のようなポイントで見極めましょう:

  • 主原料が「チキン」「サーモン」など具体的に書かれているか
  • 穀物(コーン、小麦、大豆)が少ないか
  • 人工添加物が使われていないか
  • メーカーの原材料公開姿勢が透明か

6. 安全なキャットフードを見分けるチェックリスト

チェック項目理想的な状態
主原料肉・魚(チキン、サーモンなど具体名あり)
穀物グレインフリーまたは少量
保存料天然由来(ビタミンE、ローズマリー抽出物など)
着色料・香料不使用
製造国日本・欧米(品質基準が高い)
メーカーの透明性原材料・製造工程を公開している

7. 実際に“安全性が高い”と評判のキャットフード

ここでは、成分の安全性が高く、獣医師や飼い主からも評価されているブランドをいくつか紹介します。

モグニャン(MogNyan)

  • 主原料:白身魚(サーモン)
  • グレインフリー
  • 香料・着色料不使用
  • イギリス産の高品質素材

特徴: 消化にやさしく、毛並みや便の状態が改善したという口コミ多数。

カナガン(Canagan)

  • 主原料:チキン(フリーレンジ)
  • 穀物不使用
  • 高たんぱく・低炭水化物設計

特徴: 猫の自然な食性に合わせたレシピ。筋肉・被毛の健康をサポート。

ジャガー(JAGUAR)

  • 主原料:チキン・サーモン・鴨など
  • グレインフリー
  • 高タンパク+スーパーフード配合

特徴: 栄養バランスに優れ、食いつきが良いと評判。


8. キャットフード選びで“やってはいけない”3つのこと

  1. 「パッケージの写真」だけで選ぶ
    → 色鮮やかでおいしそうに見えても、着色料まみれのケースが多いです。
  2. 「口コミ」だけを信じる
    → 猫によって体質は違います。安全性は“成分表”で確認!
  3. 「ずっと同じフード」しか与えない
    → 栄養が偏ることも。たまには他の安全フードを試してみましょう。

9. 健康を守るために飼い主ができる3つの習慣

  1. 原材料ラベルを読む癖をつける
    → 最初の3つの成分が「肉・魚」かどうかで品質が大きく変わります。
  2. 新しいフードを試すときは少量から
    → 急な変更はお腹を壊す原因に。3〜5日かけて切り替えましょう。
  3. 年齢・体重・体調に合ったフードを選ぶ
    → 成猫・シニア・ダイエット用など、目的別で選ぶことが大切。

10. まとめ|キャットフード選びは“愛情”そのもの

猫は言葉を話せません。だからこそ、飼い主がしっかり“成分”を見てあげることが健康の第一歩です。

「食べてはいけない成分」を知っておくことは、単にリスクを避けるだけでなく、“愛猫の未来を守る選択”でもあります。

あなたの愛猫が、これからも元気で長生きできますように。

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